安芸 あき
歴史と文化の香るまち
高知県東部に位置する自然豊かな安芸市は、野良時計や安芸城跡、藩政時代のたたずまいを今に残す武家屋敷の町並みなど歴史的文化財が多く残っています。また、三菱グループの創業者岩崎彌太郎の生誕地であり、彌太郎が生まれ育った生家が現存しています。16,000本のつつじが咲く内原野公園や、シダ植物が群生する神秘の洞窟伊尾木洞などは、癒しのスポットとして人気です。また、阪神タイガースのキャンプ地としても全国に知られており、シーズン中は県内外から多くのタイガースファンで賑わいます。
安芸の見どころ
野良時計
明治20年頃、この地の地主だった畠中源馬氏が製作。時計に興味を持った氏は、アメリカ製の八角時計を分解しては組み立て、その仕組みを覚えた。そして、分銅も歯車も全て手作りの時計を1人で作り上げた。
土居廓中
藩政時代のたたずまいを残す武家屋敷が続く。土用竹やうばめ樫の生け垣に囲まれた侍屋敷は今もひっそりと当時の風情を残している。平成24年7月には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
内原野公園
太平洋が望める高台の公園。五藤家5代当主が野外遊園地として整備した。春先から初夏にかけて桜、ツツジ、藤、アヤメ、ショウブと花の途切れる時がなく、特に16000本といわれるツツジが咲き乱れる春は「つつじ祭り」が催され、多くの人で賑わう。また近くには「内原野焼」の窯元や、手びねりの陶芸作品や絵付けなどの他、ガラス工房でのバーナーワークなどが体験できる「内原野陶芸館」がある。
岩崎彌太郎生家
弥太郎の曽祖父・弥次右衛門が移築した家で、当時の中農の標準的な家。土蔵の鬼瓦には、岩崎家の家紋であり、三菱のマークの原型といわれる「三階菱」がある。また、庭の石組みは、少年・彌太郎が天下雄飛を託し、日本列島を模したものだといわれている。
岩崎彌太郎銅像
岩崎彌太郎生誕150周年を記念して、昭和61年に江ノ川上公園に建立され、平成27年に岩崎彌太郎生家横に移設された。銅像はブロンズ製で高さ3.3m。銅像の台座には、岩崎彌太郎に関する16枚の彫刻絵が設置されている。
書碑
本市は、藩政時代から書道が盛んで、現在も日本書壇の第一線の書家を多く輩出。江ノ川上公園内では、これらの書碑が見られる。
また、本市出身の三菱グループの創業者、岩崎彌太郎が10代の頃に書いたといわれる書を、歴史民俗資料館に展示している。(レプリカを安芸観光情報センターに展示。)
安芸の年中行事
安芸タートルマラソン全国大会
スピードを競わず、マイペースで走り、完走を目指す大会。
安芸の工芸品
安芸の味・ぐるめ
- 交通
- ・バス 高知駅(室戸・甲浦方面行) 安芸市役所前下車
・ごめんなはり線 安芸駅下車
- 問い合わせ
- 安芸観光情報センター
安芸市商工観光水産課 - TEL:0887-34-8344(安芸観光情報センター) 0887-35-1011(安芸市商工観光水産課) / FAX:0887-35-2818(安芸観光情報センター) 0887-35-8113(安芸市商工観光水産課)
- URL: http://www.city.aki.kochi.jp