京都 きょうと
雅びを極めた悠久の都
平安京の頃から長きにわたり王城の地として栄えてきた町、京都。雅びを極めた都として、常に日本中の人々に憧憬の念を抱かせ続けてきました。そして現在、近代都市の様相を見せながらも、悠久の歴史を今に伝える社寺などの建造物や茶道、華道、能、狂言といった文化・芸術が伝承されています。古き良き伝統と新しい感覚が共存する中からさらに、新しい文化が次々と生み出されています。
京都の見どころ
東山一帯
京都を懐かしむ人々の思い描く景観は、なだらかな東山の山並みと、清らかな鴨川の流れであった。東山と呼ばれる一帯には、京都を代表する社寺が点在する。北から青蓮院、知恩院、八坂神社、高台寺、建仁寺、六波羅蜜寺、清水寺、泉涌寺、東福寺等々、いずれも長い歴史と、貴重な文化財やすぐれた庭園をもち、四季おりおりの名所でもある。
大原
京都市左京区北東部の比叡山西麓高野川上流部に位置する小規模盆地の名称。古くは「おはら」と読まれ、小原とも表記された。
平安京(京都)と若狭湾を結ぶ若狭街道の中継地点として栄え、また延暦寺に近かったことから、勝林院・来迎院・三千院・寂光院など多くの天台宗系寺院が建立された。大原の里の特産である赤しそを使ったしば漬が有名。
京都バス乗り換え 大原下車
京都の年中行事
葵祭
葵祭は京都三大祭のひとつで、日本の祭のなかでも特に優雅で古趣に富んだ祭として知られている。平安朝の優雅な古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かう。
(地図は出発地:京都御所)
祇園祭
八坂神社の祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつに数えられ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。その歴史の長いこと、またその豪華さ、祭事が1ヶ月にわたる大規模なものであることで広く知られている。
祭のハイライトは、17日と24日に行われる33基の山鉾巡行(2019年には鷹山が唐櫃巡行として復興し34基)。当日はその山鉾をゆっくりご覧いただける有料観覧席が設けられる。
京都の工芸品
京都の味・ぐるめ
京料理
京都は周りを山に囲まれた盆地で、土壌が良質で水にも恵まれ、これまで大変質の高い野菜を生産してきた。
京料理は、野菜や乾物類、大豆加工食品等を中心とした料理で、特徴とされる薄味も、良い素材にはなるべく手をかけない禅宗思想から生まれた物である。
- 交通
- JR京都駅下車
- 問い合わせ
- 公益社団法人 京都市観光協会
- TEL:075-213-1717 / FAX:075-213-1133
- URL: https://ja.kyoto.travel/