近畿/ 兵庫県

出石 いずし

但馬の小京都、出石。

昔の町並みと現代の建物が共存している町、出石。出石城跡を始めとして、少し歩くと昔の町並みを垣間見ることができます。例えば、旧町内に点在している守護寺、あるいは、現在も実際に人々が生活している「町家造り」の家、船着場のなごりの「おりゅう灯籠」や太鼓櫓だった「辰鼓楼」など数多く見受けられます。 また、四季折々の自然もすばらしく、春は桜やこぶし、秋にはもみじや銀杏などの紅葉が美しく色付きます。四季を通じて人気のある奥山渓谷の清流や白糸の滝、徳神社の御神木「なんじゃもんじゃの木」など自然とふれ合うこともまた一興です。

出石の見どころ

出石城跡

37の朱の鳥居とお城の対比が美しい。桜の名所で人気。

交通 全但バス出石営業所より 徒歩2分

辰鼓楼

明治初期、太鼓で時を告げた鼓楼。現在は時計台に。

交通 全但バス出石営業所より 徒歩2分

宗鏡寺

たくあん漬けゆかりの沢庵和尚が再興。代々出石城主の菩提寺

交通 全但バス出石行「沢庵寺口」下車徒歩10分

出石の年中行事

初午大祭

毎年3月の第3土曜の前後3日間
稲荷神社

商売繁盛、五穀豊穣を願う祭りで、但馬に春を告げます。出店が連なり、毎年数万人が訪れます。

桜まつり

4月初旬〜5月初旬
出石城跡

出石城跡の桜が満開になる時期に、名物の皿そば早喰い大会が開催されます。

幟まわし

毎年5月5日
出石神社、宮内地区

竹ぼらの音に合わせて、様々な絵柄の幟を立て回します。天日槍命の但馬開発にまつわる祭りです。

ほたる祭

6月下旬
奥山渓谷

渓谷に生息する蛍は、身近に感じる自然の風物詩です。光を放ち飛翔する光景は、神秘的。

地蔵盆

8月23日
出石町内

街角や所々に散在する石仏や石地蔵を祭ります。旧町内では、宵田区の「六地蔵」などがあります。

愛宕の火祭り

毎年8月24日の直近の日曜
伊福部神社

無病息災を願って、荒縄で束ねた麦わらに火をつけ振り回します。
闇の中を輪舞する炎は幻想的。

出石だんじり祭り

毎年10月15日直前の日曜日
大手前広場

御輿同志がぶつかり合う様子は「喧嘩だんじり」とも呼ばれ、迫力満点!豊年を祝う祭り。

お城まつり

毎年11月3日
旧出石町内

江戸時代の参勤交代を模した大名行列が掛け声をかけ町を練り歩きます。絶妙な槍さばきは圧巻。

出石の工芸品

出石焼

透きとおるような白を基色とする白磁。陶工の磨かれた技が生み出す絹の様な風合と繊細な彫刻が特徴。

出石ちりめん

格調ある色柄、なめらかで気品あふれる絹の風合は、日本の伝統美と呼ぶにふさわしい織物。

杞柳製品

天日槍命が杞柳品の材料である杞柳を植えたと伝えられています。昔は柳行李、今はバッグや民芸品で人気。

出石の味・ぐるめ

出石皿そば

出石焼の小皿に盛り、一人前五皿から枚数を言って追加します。「挽きたて、打ちたて、茄きたて」が信条。

交通
JR山陰本線豊岡駅下車
全但バスで出石営業所まで約30分。
問い合わせ
NPO法人 但馬國出石観光協会
TEL:0796-52-4806 / FAX:0796-52-4815
E-mail: info@izushi.co.jp
URL: https://www.izushi.co.jp/

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