中部/ 富山県

城端 じょうはな

越中の小京都 じょうはな

富山県南西部、砺波(となみ)平野の最南端に位置する南砺市城端(なんとしじょうはな)は人口約9千人弱の地区です。室町時代末期に隣接する福光から移建された浄土真宗「城端別院善徳寺」の寺内町として発展。江戸時代に加賀藩前田家の庇護の下、絹織物が盛業となり活況を呈しました。城端は絹の原料となる生糸の生産地「世界遺産・五箇山」に通じる山麓の町であることから、絹織物産地となり、市場町として環境が整ったとされます。

城端の見どころ

城端曳山会館

300年の歴史ある祭が、年中味わえます。

交通 JR城端駅より 車で3分、徒歩10分

城端別院善徳寺

建物は500年の歴史の重みを感じさせます。

交通 JR城端駅より 車で3分、徒歩10分

縄ヶ池

神秘な池のほとりに、5月上旬から下旬にかけて約5万株の水芭蕉が白く清楚に咲き乱れます。

交通 JR城端駅より 車で30分

桜ヶ池公園

桜ヶ池は周囲約3kmの人造湖で、美しい緑に囲まれた公園内には、遊具やスケートパーク、バーベキューハウス、キャンプ場等のレジャー施設があり、家族で楽しむことができる。
※改修工事のため、2024年6月~2年間休園

南砺市城端伝統芸能会館 じょうはな座

城端の伝統的な町屋の様式や芝居小屋の意匠を採り入れた多目的ホール。むぎや踊りや曳山祭の庵唄の定期公演や公開練習など行っている。

交通 JR城端駅より 車で3分、徒歩15分

古い街並み

町屋や蔵が並ぶ石畳の道がどこか懐かしい旧五箇山街道の通り。

城端の年中行事

つごもり大市

2月末日
西町通り

五箇山交易の基地となった城端商人と山人が取引の決済を行なった2月末日に売出しを行なう

曳山祭

毎年 5月4日(宵祭)・5日(本祭)
市街地

城端神明宮の春季祭礼。国重要無形民俗文化財。平成29年12月ユネスコ無形文化遺産に登録。今から約300年前より続けられ、獅子舞・剣鉾・傘鉾と神輿、そして6町6台の庵屋台と曳山が街中をめぐります。
高さ6メートル重さ7トンの曳山は独特の軋り音を出し、庵屋台からは、各町の若連中による三味線・笛・太鼓の優雅な音色と庵唄が流れます。庵唄は、江戸や上方の流れをくむ端唄で粋で情緒があります。
夕暮れには提灯がつけられ、夜の大絵巻が繰り広げられます。

善徳寺虫干法会

毎年 7月22日〜28日
善徳寺

真宗法宝物、加賀藩前田家伝来の富山県指定文化財など、一千余点大公開。

城端むぎや祭

9月中旬
市街地

哀調を帯びた旋律の唄と、勇壮で風情ある踊りは、対照的で人々の心に印象的に刻み込まれる。

なんと彩菜まつり

10月下旬

城端の伝統・文化・食・自然、そして人と触れ合う体験イベント。

城端の工芸品

城端蒔絵

城端蒔絵は白漆蒔絵ともよばれ、他に類を見ない白漆の清澄な美しさが目をひきます。

絹製品

400年の伝統を持つ城端の絹織物。

城端の味・ぐるめ

かや焼

かやの実と小麦粉と砂糖だけを材料に焼き上げた、素朴な味。カリカリの歯ざわりが気持ちよい。

富山干柿

「三社柿」という品種を原料として作られる。暮れから正月にかけての贈答用に人気を集めている。

どじょうの蒲焼

炭火でじっくりと焼く、ウナギとは違いさっぱりとした味だが、どこかなつかしさが漂う。

かぶら寿し

大地の幸かぶらと海の幸サバを、麹を生かして漬け込み生まれた豊かな風味は北陸の冬の味覚の傑作。

交通
JR城端線城端駅下車
問い合わせ
南砺市観光協会 城端観光案内所
TEL:0763-62-1201 / FAX:0763-62-1202
E-mail: nanto-k@p2.tst.ne.jp
URL: http://tabi-nanto.jp/

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