小川 おがわ
和紙のふるさと 小川町
周囲を豊かな自然と外秩父の山々に囲まれ、町の中央に槻川が清らかに流れる小川町は、1300年の歴史を誇る小川和紙をはじめ、酒造、建具、裏絹などの伝統産業で古くから栄え「武蔵の小京都」と呼ばれています。歴史を秘めてたたずむ史跡や往時の面影をとどめる建物などが、かつての風情を今に伝えています。郊外には、道の駅 おがわまち(現在リニューアル工事中。令和7年3月オープン予定)があり、手すき和紙体験などが楽しめます。3月下旬には、仙元山の麓でカタクリの可憐な花が咲き誇り、穏やかな春の訪れを告げてくれます。
小川の見どころ
仙元山見晴らしの丘公園
仙元山の中腹にある自然を生かした公園で、四季折々の豊かな表情を見せてくれます。人気は小川町を眼下に眺めながら爽快に滑り降りる全長203mのローラーすべり台で、子供から大人まで楽しめます。遊具のあるワンパクエリアや展望台などもあり、楽しいひと時をすごせます。
関越自動車道嵐山小川ICより12分
小川町和紙体験学習センター
短時間の紙すき体験から、もう一歩踏み込んだ形での体験をしていただける施設です。紙すきの工程を中心にして、手すき和紙作りの流れを追っていく1日体験コースや、原料の仕込みから作業を行う、4日間の本格体験コースなどがあります。
小川の年中行事
小川の工芸品
小川和紙
小川町を象徴するものはなんといっても手すきの小川和紙です。中でもコウゾだけを使用した「細川紙」の製紙技術は国の重要無形文化財となっています。1,300年の時を経て守り育てられてきた小川和紙は、温もりと優しさが織りなす繊細な美と、悠久の時を耐える強靭さが備わっています。
ユネスコ無形文化遺産「細川紙」
平成26年11月、小川町に伝承されている細川紙を漉く技術が「和紙:日本の手漉き技術」として、石州半紙(島根県)・本美濃紙(岐阜県)とともに、ユネスコ登録されました。
建具
周辺の西山材を使って発展してきました。特に細工を施した障子には評価があり、職人の技が木の香りと木目の美しさを際立たせます。
小川の味・ぐるめ
- 交通
- 東武東上線・JR八高線小川町駅下車
- 問い合わせ
- 小川町にぎわい創出課
- TEL:0493-72-1221 / FAX:0493-74-2920
- URL: http://www.town.ogawa.saitama.jp/