関東甲信越/ 埼玉県

小川 おがわ

和紙のふるさと 小川町

周囲を豊かな自然と外秩父の山々に囲まれ、町の中央に槻川が清らかに流れる小川町は、1300年の歴史を誇る小川和紙をはじめ、酒造、建具、裏絹などの伝統産業で古くから栄え「武蔵の小京都」と呼ばれています。歴史を秘めてたたずむ史跡や往時の面影をとどめる建物などが、かつての風情を今に伝えています。郊外には、道の駅 おがわまち(現在リニューアル工事中。令和7年3月オープン予定)があり、手すき和紙体験などが楽しめます。3月下旬には、仙元山の麓でカタクリの可憐な花が咲き誇り、穏やかな春の訪れを告げてくれます。

小川の見どころ

仙元山見晴らしの丘公園

仙元山の中腹にある自然を生かした公園で、四季折々の豊かな表情を見せてくれます。人気は小川町を眼下に眺めながら爽快に滑り降りる全長203mのローラーすべり台で、子供から大人まで楽しめます。遊具のあるワンパクエリアや展望台などもあり、楽しいひと時をすごせます。

交通 小川町駅より 徒歩40分
関越自動車道嵐山小川ICより12分

小川町和紙体験学習センター

短時間の紙すき体験から、もう一歩踏み込んだ形での体験をしていただける施設です。紙すきの工程を中心にして、手すき和紙作りの流れを追っていく1日体験コースや、原料の仕込みから作業を行う、4日間の本格体験コースなどがあります。

交通 小川町駅より 徒歩10分

おがわ温泉 花和楽の湯

Ph10.0の強アルカリ性単純泉、通称「美人の湯」。露天風呂、寝湯などの多彩なお風呂や、岩盤浴のほか、地元食材をつかったお食事をお楽しみいただけます。

交通 小川町駅より 徒歩約10分
嵐山小川ICより 5分
 

吉田家住宅

1721年に建築された実年代のわかる県内最古の民家であり、国の重要文化財に指定されています。囲炉裏を囲み、だんごを焼きながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

交通 東武東上線「東武竹沢駅」下車 徒歩20分
JR八高線「竹沢駅」下車 徒歩10分
嵐山小川ICより 約15分

小川の年中行事

小川町七夕まつり

7月第4週土・日曜日(予定)
小川町駅前

昭和24年から続く小川町を代表する祭りです。地元の和紙をふんだんに使った、北関東一を誇る盛大な竹飾りの中を、歴史ある屋台の引き回し、小川祭りばやしが、お祭りを盛り上げます。

小川和紙マラソン大会

12月第2週日曜日
 

小学生から大人まで各部門があり、全国から多くのランナーが訪れて師走の小川町を軽快に走り抜けます。

小川の工芸品

小川和紙

小川町を象徴するものはなんといっても手すきの小川和紙です。中でもコウゾだけを使用した「細川紙」の製紙技術は国の重要無形文化財となっています。1,300年の時を経て守り育てられてきた小川和紙は、温もりと優しさが織りなす繊細な美と、悠久の時を耐える強靭さが備わっています。

ユネスコ無形文化遺産「細川紙」

平成26年11月、小川町に伝承されている細川紙を漉く技術が「和紙:日本の手漉き技術」として、石州半紙(島根県)・本美濃紙(岐阜県)とともに、ユネスコ登録されました。

建具

周辺の西山材を使って発展してきました。特に細工を施した障子には評価があり、職人の技が木の香りと木目の美しさを際立たせます。

小川の味・ぐるめ

忠七めし

日本五大名飯の一つ「忠七めし」は、八代目当主で気骨のある料理人だった八木忠七が明治の偉傑・山岡鉄舟居士から「料理に禅味を盛れ」と示唆され、苦心を重ねた末に創始したものです。鉄舟居士が極めた「剣・禅・書」三道の意を取り入れ、日本料理の真髄である「風味と清淡」の味が今も受け継がれています。

秩父山系を源とする良質の水と、酒造りに適した自然環境から、古くから関東灘の異名を持った銘醸地で、現在も松岡醸造、晴雲酒造の酒蔵が腕を競い合い、至玉の酒造りに励んでいます。

有機農家の野菜

小川町の有機農業は全国的にも知られた存在となっています。農薬や化学肥料を一切使用しない土づくりから始まり、安全で美味しいと大変評判です。町内の農産物直売所や道の駅にてお買い求めいただけます。

おからドーナツ

老舗豆腐店が作る、小川町の人気スイーツ「おからドーナツ」。日替わりや季節限定商品を含めると40種類以上。お気に入りの味を探してみてください。

小川小学校旧下里分校

交通
東武東上線・JR八高線小川町駅下車
問い合わせ
小川町にぎわい創出課
TEL:0493-72-1221 / FAX:0493-74-2920
URL: http://www.town.ogawa.saitama.jp/

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